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映画『タクシー・トゥ・ザ・ダークサイド』

映画『タクシー・トゥ・ザ・ダークサイド』_e0149596_225092.jpg2月1日、明治学院大学国際平和研究所 20周年記念国際シンポジウムの最後に行われた映画上映会 『タクシー・トゥ・ザ・ダークサイド』へ行った。

2001年の9・11の後、アメリカによるアフガン侵攻で、アメリカはテロリストを捕らえる、という名目で現地の民兵に報奨金を出し、多くの民間人を拉致させた。民兵は報奨金を得るために拷問し自白させた。ひどい拷問で死に至るケースもあった。
この作品はアフガニスタンのタクシードライバーの死をきっかけに、その家族、当時の軍人、弁護士、専門家、数々の証言と歴史的事象をもとに、「テロとの戦い」という名のもとで起こった恐ろしい事実を浮かび上がらせる。

ブッシュは言った。
「拷問はいけない。しかし、何が拷問であるかを決めるのはアメリカ政府だ」
こうして法の解釈さえねじ曲げられていた。
キューバにあるグアンタナモ収容所には未だに240名が囚われているという。1月22日、オバマは収容所閉鎖の大統領令に署名したが、今後の詳細は未定とのこと。

この映画はアムネスティ・インターナショナル日本が自主上映用に貸し出している。会場費や広告費程度の参加料徴収は可能。私自身もこの上映会を計画することにした。

◆リンク◆
『タクシー・トゥ・ザ・ダークサイド』映画情報(自主上映会のご案内)
PRIME20周年記念国際シンポジウム
「平和学のチ・カ・ラ~世界危機を読もう、考えよう、変えよう~」

映画『タクシー・トゥ・ザ・ダークサイド』_e0149596_2230514.jpg「このような戦争犯罪は数年後にやっと明るみに出るんです。現在のガザでは何が行われているのか・・・」

解説の川上園子さん
(社団法人アムネスティ・インターナショナル日本、国際キャンペーン担当)


映画『タクシー・トゥ・ザ・ダークサイド』_e0149596_22302561.jpg当日の会場の様子
by channelp | 2009-02-03 22:37
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