また気づいたら1週間経過。これじゃ日記じゃない、週記だ。
気ままなその日暮らしの癖で毎日何かを続けることが苦手だ。 とにかく、1週間を振り返る。 11/23(日)横浜トリエンナーレBankART会場へ。大混雑。みんな楽しもうとやってくる都会的な芸術っぽさを感じる。BankART1929はNPOが運営しているギャラリーのようだ。面白い空間。 BankARTには、朝と夜だけ開放している屋上公園みたいなところがある。木材を作った船のオブジェ、すのこを円形に高く積み重ねた階段には上れるし、カラフルな布で屋根を作っているステージには音の出る楽器がある。花や野菜も植えてあり、ミツバチ小屋もあった。この日はのびアニキというのびたくんの格好をしたパフォーマーがいて、映像放映していた。タイヤのチューブが積んであったり、テレビが見れる空間もあった。夜の控えめなライトアップも雰囲気があっていいけど、次は明るいときに行ってみたい。日中の開放は、朝9時台の1時間ほどだから早起きしなきゃ。 11/24(月)恵比寿ガーデンプレイス内の東京都写真美術館で日本の新進作家展vol.7「オン・ユア・ボディ」(~12/7)。6作家70点以上の濃厚な写真展。天候のせいか空いててじっくり堪能。最近は美しい写真よりリアルな刺激のある作品が好きだ。志賀理江子さんの写真がよかった。攻撃的で、怪しく不気味で、ポップでシュールな暗さ。しばらく見入ってしまった。同い年だった。なんと。会いたい。雨が降り出したが、代官山ヒルズ「シェル美術賞展」へ。友人小林麻美の作品が入賞して展示されている。最終日なんとか間に合った。フェンスの向こうの景色。彼女の最近のテーマ。窓、網、何かを通して外を見るということ。この場と外の世界を隔てる何かがあるということ。隔てる何かがあることによって自分は自分であることを認識しているのかもしれない。人は何をもって自分を認識し、安心するのか。村上龍「愛と幻想のファシズム」上巻を読み終えて、そんなことを考えこむ。 11/25(火)始まったばかりの2つのプロジェクトの事務作業などひたすら。どれも目的がはっきりしていて、直線的に向かうことができる。夕方総務省へ。この模様は27日のこととまとめてここに書いた。 11/26(水)翌日の準備どたばた。11/27(木)ComRightsイベント。スカイプとスティッカムを使って映像・音声のオンライン環境を整える。50名の参加者だけでも話がどんどこ進み、せっかくオンラインでつないだ全国の参加者に話を聞けず、反省。でも、ネット回線使えば容易に全国会議ができるのだ。これはなかなかすごい。繰り返しだが、詳細はここ(アワプラ事務所日記)に報告してある。 2次会。家が遠いので早めの終電近づきいつもの通り、「中締めの乾杯」を提案したら不思議な顔をされた。あ、これは北海道独特の風習だったか。しかしここは強引に「中締めの乾杯」をする。戸惑う周りをよそに私一人すっきりして帰ろうとしたが、「泊まっていいいですよ」と職場の人からありがたい言葉。都心の遅めの終電で帰り、泊めてもらう。 11/28(金)前日のまとめと、別プロジェクトの会議準備、ビデオのナレーション録音、そして会議。大事な申請書類の締め切りが迫っている。よし書くぞ。 母からコートとジャケットが届いた。と思ったら、ボックスティッシュ2箱とポケットティッシュいっぱいと、台所用洗剤とお菓子とハンガー2つ!えええええ????その下にコートとジャケット発見。おかあさーん・・・ありがとう。 11/29(土)反戦と抵抗のフェスタ1日目。夕方ちょっと顔を出す。週末の渋谷はすごいや。キラキラしてる人ごみ。都会のキラキラは不思議な景色だ。ここはどこなんだろって、ぼんやりしてしまう。いや渋谷なんですが。 レーザー落書きのワークショップ会場に行ってから、麻生邸ツアーを振り返るトークイベントへ。会場の熱気が半端なくて、びっくり。帰ってイワシを煮付ける。11/30(日)反戦と抵抗のフェスタ2日目。サウンドデモだー。 一参加者として楽しもうと思ってたら、なぜかパフォーマンスグループに。先回りして合流したとたん大パニック。胃がピキーンとしたよ。ああ心臓に悪い。結果、大成功か。楽しかった。そのうち映像になるようだ。 夜の宮下公園はものすごく寒くてビールじゃ酔えず。たこやきの焼き上がりを待たずに帰る。たこやき・・・12/1(月)申請書類しめきり。気合作文。お昼の自給自足屋の雑穀弁当(600円)がおいしかった。夕方、サンマルコ(っていうコーヒーショップ、よく駅の近くとかで見かける)のチョコクロワッサンがおいしかった。書き上げて、帰ると雨だ。外も寒いが室内も寒い。うちの家では「なんか変な寒さ」を「うそうそする」って言うのだけど、これ標準語ではないのだろうか。最近「うそうそ」って時代劇が放送されているが、そこでいう「うそうそ」は江戸弁で「うろうろ」の意味らしい。てことは私が使っている「うそうそ」は江戸弁ではない。「なんか変な」までは合っているが、「なんか変な」が修飾しているのは「寒さ」ではなく「動き」か。「うろうろ=なんか変な動き?」なんか違うか。まあいいや。 12/2(火)ボタンが咲いてる。そんなこんなで27歳も残り1日。毎日恐ろしく早いし、6時間おきにおなかはすくし、夜になると眠くなるし、体は正確にリズム刻んで年をとってく。どうしたものか。時計の針は見えても時間の流れは見えないのにね。なんでもかんでも見ておかないと気がすまない性分だから、時間ってものもいつか見てみたいのだけれど。もし時間を追い越したら、そのとき見ることできるだろうか。って書いてて思い浮かぶ光景はドラえもんの机の引き出しの中のタイムマシンと、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の空飛ぶ車と博士と若き日のマイケル・J・フォックスの笑顔。言葉から浮かぶイメージはテレビやスクリーンの中で作られたものばかり。タイムマシンそのものがすでに巨大メディアの産物か。巨大な力で実現しない夢を見せられてきたのか私たちは。未来ではジーンズのポケットを外に出すのが流行、って言ってた。そんな記憶はどうでもいい。母に電話して誕生させてくれたお礼でも言おうか。やめとこうか。 保土ヶ谷駅前の商店街は、平和で好きだ。雨に降られても濡れない。だが子どもたち(特に小学校低学年以下)がここを歩いているのを見たことがない。放課後の時間帯にこのあたりが子ども達でにぎわっているのを見たいと思う。それは私が小さい頃、こういう場所が好きだったからで、現代の子どももそうあってほしいという願望なのであって、本当に今の子どもがこういう場所が好きなのかはわからない。私はまだ、子どもを思い浮かべるとき、子どもの頃の自分の心に返っているようだ。だから、なんだというわけじゃないが。なんだか変な日記になってしまった・・・ こんなぶっ飛び回路で考えを巡らせ、明日の朝には28歳という大人な年頃になっちゃっているということ。恐ろしい話だ。
by channelp
| 2008-12-02 20:58
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