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【観察記】食虫植物モウセンゴケ

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↑夏の間、コバエや蚊をたくさん食べて大きくなったモウセンゴケ。朝陽に照らされてゴージャスですね。

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↑6月、杉田の商店街で買った時はこんなちょぼちょぼ(500円)だったのに

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↑9月にはこんな花が咲きました。

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↑株の真ん中からひょろっと伸びた茎の先につぼみがつきます。上の植木鉢あたりに白い花、見えますか?鉢の下半分は、お椀に入っています。腰水(こしみず)って言って、鉢の下から水を吸います。お椀に水を絶やさないように、夏は朝晩水を足します。

私にとって、モウセンゴケほど観察が楽しい植物はありません。ふわふわと儚げに見えて、実は獰猛な肉食系というギャップにぐっときます。

毛氈(モウセン)という毛の先の水滴は粘液で、飛んでいる虫は気づかずに、ぴたっと貼りつきます。貼りついたら最後、モウセンゴケは虫の体液を干からびるまで吸いとって食べてしまいます。

毛氈の罠にかかり、もがいている虫を見つけた時なんか、「うぉー!また仕留めたのね!カッコイイー!さすが!」と萌えます。じたばたしている虫には、多少の哀れさも感じることなく、モウセンゴケの残酷さを楽しみます。繰り返し、楽しみます。虫の息がなくなるまで、何度も見に行きます。これぞ命の営みです。

共感の得られない趣味の話はこれくらいにします。

食虫植物の話をすると、キモイコワイと言う人がけっこういるので、お口直しを。
そんな人はここまで読んでくれてないでしょうけど。

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↑グリーンカーテンが爆発的成長の末、激しく開花した雲南百薬(ウンナンヒャクヤク)。薬草です。別名オカワカメ。葉を湯通しするとワカメのようになるので、お浸しにして食べます。生ごみバケツたい肥と相性ぴったりで豊作。去年は震災時も野ざらしだったので食べる気になれなかったのですが、今年は収穫しました。根が成長して株分けして、今年は2株。花は去年の100倍以上です。去年は、ほんの1~2房?くらいしか咲きませんでした。

雲南百薬は、成長が早すぎるので、この観察も面白さ、ひとしおです。見るたびにツルが伸びています。すぐ天井まで伸びて制御不能になります。イヤホンのコードが絡まりすぎて音楽聴く気になれない、ってくらいにツルが絡まります。しかもツルはデリケートで折れやすいので、ほどいて網にきれいに絡めなおすことも不可能です。あっという間に、わっさわさになってしまいました。

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↑若干拡大版。可憐です。小さな花がびっしり。花が終わると散るので、散らかります。近所迷惑になってないかハラハラしました。今は、花は終わったけどまだ成長続いているので食べてます。根も芋のように食べられるのですが、なんだかもったいなくて食べられない。株分けしてほしい方、ご相談ください。

冬を前に、そろそろツルを切って、鉢を掘り起こして土を入れ替えて、冬支度しなきゃいけないのですが、ちょっとさみしいですね。

夏~秋の小さなベランダを振り返ってみました。
by channelp | 2012-11-16 00:15 | BLOG
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