ジャーナリストの福沢恵子さんと一緒に仕事をして1年半ほど。
福沢さんは早稲田大学在学中に女子大生が就職事情を調査する「私たちの就職手帖」を創刊。女子大生からみたブラック企業リストなど今読んでも興味深い。女性の雇用やワークライフバランス、キャリア開発、ジェンダー論、メディアリテラシーなどが専門で、現在は昭和女子大学客員教授で就業力を教えている。働くことだけでなく、生きるために一番大切なことは「自己肯定力」という言葉にとても共感する。 朝日新聞記者を経て32歳でフリーランスになった福沢さんは私に 「あなた、今30歳でしょ。あなたの歳について、今自分でどう認識してる?」と聞く。 「まだ人生の半分くらいだとは思います。でも、もうそんなに若くない。」と答える。 福沢さんはゆっくりとした口調で、 「30はまだ若いのよ。私が32でフリーランスになったとき、なんだかひどく年をとってしまった気がしてた。あのときの私に、”あなたはまだ若い、なんだってできるわ。大丈夫”って言ってくれる人が一人でもいたら違ってたのにって、今思うわ」 キャリアコンサルタントでもある福沢さんの原点を見た気がして、元気付けられた。 自己肯定が難しいとき、漠然とした不安や恐怖に駆られるとき、私の場合、おおよその原因は定期的にくるホルモンバランスの乱れと疲労。上手に克服するコツは、好きなものを食べたくさん眠り今したいことをとことん探してできるだけ実行して自分を甘やかすこと、適度に投げやりになってグチをこぼしてみること、そして思い切って外出して人に会うこと。 自分の心の中だけで起こる小さな世界の堂々巡りを断ち切るためには、他の人の価値観に刺激を受けることが必要なんだと思う。 最近わりと部屋が散らからない。自分の部屋の状態は、自分の心を映す鏡だという。あんまり信じちゃいないが、快適なのはよいことだ。浅草での30人暮らし、6人部屋生活を考えると、今の自分の部屋の広さと自由度に驚く。 また夜更かししてしまった。 投げやりになりたいときテーマソングを紹介して今日は寝る。 モーターサイクル / BUMP OF CHICKEN 四の五の言わず飯食えよ 人の振り見て人にはなれんよ 気にするほど見られてもいないよ 生まれたらどうにか生き抜いて 周りが馬鹿に見えるなら 生きにくいなんてこともないでしょう 死んだ魚の目を笑うやつに 今さらつまずくこともないでしょう あぁ君には言ってない そう無視してくれていい 相槌さえ望まない そもそもたいしたこと言ってない
by channelp
| 2011-01-24 04:38
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