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那須で居住を考える取材

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那須ゆいまーるに来ている。

那須郡那須町の10万坪の土地で、持続可能なコミュニティを作る取り組み。
10月末にオープン、60~80歳代の8世帯12名が入居、女性9人男性3人が暮らしている。
人生の終わりをどこで誰と迎えるか、考えながら暮らす場所を選び、全員参加でルールを作り、第1期のメンバーが暮らしを始めたところ。

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霜柱がお昼に着いてもまだ残ってた。

標高500メートル。近隣の木材を使って作られた木目の建物。
昼食夕食は申込制で共有スペースで食べられる。
地元の無農薬野菜がおいしい。
敷地内には乳牛の放し飼い区域もあり、びっくりするほど美味しい牛乳が飲めるカフェがあった。
牛の体をなでたりした。子牛はかわいかった。母牛は大きくてあったかかった。牛は耳の後ろが気持ちいいんだって。なでてる近くでは豪快な放尿の母牛にもびっくり。

この冬一番の冷え込み。放し飼いの牛を探して帰ってきたら、雪が降ってきた。

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私は今夜一人暮らし用のお部屋に宿泊。バス・トイレ・キッチン付で至れり尽くせり。
星もきれい。

社団法人コミュニティネットワーク協会の近山恵子理事長は、
「(住人は)圧倒的に女性が多い。男性はどこかで女性が面倒見てくれるって思っているみたいね。ご主人を亡くした女性がここで暮らすことを選ぶことが多い。そして、その家族や兄弟も同居ではなく、近い部屋に住んだりすることも多いかな」

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女性たちと楽しい夕食。女性は最期まできちんと死ぬ場所を選ぶんだな、と妙に納得。女は現実的。
「私はどこで死ぬか」って話ができるってすごい。

今は広い敷地に住居と牧場とカフェだけど、これから病院施設やアトリエ住居、図書館などもできるという。

上京して2年、居候、ゲストハウス、ルームシェアという居住経験をして、そこそこ近くのつながりをもちながら、適度に個人の生活も守られている生活の心地よさを感じる。

祖父母を看取り、定年した母といずれ住むなら、母娘が孤立しないような、こんな場所が良いかもしれない。
いつでもひとりじゃない、って大事だな。

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明日は、朝から撮影、お昼はそば、農家の畑を見学して、温泉入って新幹線。まっすぐ横浜で忘年会出席。

早起きしたら、朝焼け見れるかな。

部屋に置いてあった、社団法人コミュニティネットワーク協会の近山恵子理事長の著書「こんにちは”ともだち家族”―老後と介護と女性を支える「ともに住まう」新しい生き方 (高齢社会をゆたかに生きる) 」を読んで寝よう。
by channelp | 2010-12-25 22:57
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