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早く見たい。映画「ザ・コーブ」6/9(水)見てきます

とりあえず、見てみないとなんとも言えない。まずは見せてほしい。
以下、今日書いた記事。

アカデミー賞ドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」上映とシンポジウム開催6/9(水)



アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞など世界中で23もの賞を受賞した映画「ザ・コーヴ」。日本では、撮影された当事者である和歌山県太地町の漁民たちが弁護士を通じて抗議し、配給側はモザイク処理を行い肖像権の問題をクリアさせ、注釈を加えるなどの対応をし、6月26日から都内で上映される。横浜でも7 月上旬から伊勢佐木町2丁目の横浜ニューテアトルで上映が決定している。

しかし、「主権回復を目指す会」という右派団体が、「<虐日映画『ザ・コーヴ』は欧米白人による日本民族への精神的レイプである>表現の自由を騙る偽善を粉砕せよ!!」などと、26日から上映を行う都内の映画館と映画館を運営する会社への上映阻止に向けた直接行動の呼びかけをインターネット上で行っている。

イルカ好きのアメリカ人監督が和歌山県太地町で伝統的に行われている、入り江にイルカを追い込んで捕るイルカ漁を撮影したという。食用イルカ問題(日本の捕鯨批判も含まれている)、盗撮という行為、ドキュメンタリーとしての手法、さまざまな視点から物議を呼んでいる作品のようだ。だが、どんな映画でも賛否両論はあるだろうし、まずは見ないと議論が始められない。

映画「靖国」のように、世論や抗議などによって上映自粛に踏み切る映画館が出ないよう願うが、現実は予断を許さない状況だと「創6月号(創出版)」では対談や見解表明など特集記事が組まれている。(8日までインターネット上でも一部を読むことができる)

その創出版が主催となり、6月9日(水)、都内のなかのゼロにて「ザ・コーヴ」上映とシンポジウムが行われる。森達也氏、綿井健陽、坂野正人、鈴木邦男の 4人を迎えてシンポジウムを行う。(以下、月刊「創」ブログより転載)

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アカデミー賞映画「ザ・コーヴ」上映とシンポジウム開催!参加者募集!

アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した「ザ・コーヴ」の日本での上映中止騒動については以前書いたが(こちら)、これを「反日映画」と非難して上映中止を求める右派団体と配給側の攻防戦は熾烈さを増しており、6月下旬公開をめぐっては予断を許さぬ状況となっている。

ただ今回は、2年前の映画「靖国」の時のように、見えない影に怯えて映画館が続々と中止に踏み切るという事態は避けたいという声が、興行界にも起きている。

一方、映画の作品としての評価については7日発売の月刊『創』6月号で森達也、綿井健陽、想田和弘、是枝裕和という第一線の監督や作家らが座談会や見解表明を行っている。森さんと綿井さんは映画を評価し、想田さんと是枝さんは否定的だ。しかも想田さんと是枝さんの批判は相当に手厳しい。

どんな表現であれ、こんなふうに賛否両論で議論を交わすことが大切で、上映中止というのは、議論をする機会そのものもなくしてしまうことになる。そういう考えから、月刊『創』編集部では、映画を実際に見て、それについて議論する会を催すことにした。

できればこの映画で非難されている和歌山県太地町関係者の声も、当日参加が困難ならビデオメッセージという形ででも紹介できないかと考えている。

討論のテーマは、ドキュメンタリー映画としての方法論、イルカ漁ないし日本の捕鯨問題、そして上映中止騒動についてだ。今のところシンポジウムの出演者は以下の面々だ。

森達也(作家、監督。オウムを撮った映画「A」で知られる)
綿井健陽(イラク戦争報道で知られる映像ジャーナリスト)
坂野正人(カメラマン・ディレクター。イルカの問題に詳しい)
鈴木邦男(一水会顧問。新右翼の論客)
司会:篠田博之(『創』編集長)

日時:6月9日(水) 18時20分開場 18時40分開演 21時半終了
映画「ザ・コーヴ」上映(90分)の後、シンポジウムだ。
会場: なかのゼロ・小ホール(定員550名)
参加費:1000円

確実に座席を確保したい人はローソンにてチケットを購入してほしい。
購入の際に必要なLコードは 37359 (5月10日~販売開始)

ローソンチケットの購入方法はこちら。

当日精算希望の方は、弊社HPの申込みフォームから予約してほしい。

但し、こちらは満席になり次第締め切り、以降の方はキャンセル待ちとなるため、100%座席が確保できるわけではない。ローソンケットが多数売れると当日枠も狭くなる。但し、同じ当日精算でも予約をしていない全くの飛び込みの人よりは入場が優先されるし、予約多数でキャンセル待ちになるか、当日入れそうかなど、メールで事前に連絡を送る予定にしている。

確実に座席を確保したい人はローソンチケットを購入してほしい。
では、多くの方々の入場をお待ちしています。

(転載ここまで)

映画「ザ・コーヴ」オフィシャルサイト http://thecove-2010.com/

創出版ウェブサイト http://www.tsukuru.co.jp/index.html
by channelp | 2010-06-03 23:44
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