おみくじ凶。だけど生き抜く2010年

新年も、もう20日が過ぎてしまいました。
木村静、生きている。今年も生き抜く。

誘われて、一生に一度くらいはと思っていった川崎大師の初詣は思っていたより大混雑で最悪。
警察が規制線を張っているし、「11月のAPECへの警備へのご協力をお願いします」と新年に全くふさわしくない、全くもって関係のないことを特大スピーカーで呼びかけていて、カチンときた。

ぶーぶー言いながら、胃に痛みを覚えながら、二度と来るか！と言いながらお参り。
おみくじも凶で文面では、あらゆる未来を否定されている。
このやろう、このやろうと葛藤するも、「所詮おみくじだ、馬鹿にするな」と思えるまで1週間かかるという不甲斐無さ。

落胆しながら川崎のチネチッタでイタリアンとワインでうさ晴らしして帰宅。
負けないぞ生き抜くぞと決めてとりあえず帰ってきた。

誘ってくれた中学のソフトボール部仲間のカコは、この春イタリアに単身語学留学。
三十路を前に新たな門出の勇者。去年から居候したりして世話になった。
寂しいけど祝いの春。
新しい女の生き方を探る私としては、出発前にインタビューを試みたい。だめかなぁ。あんたの声、言葉、残したいよ。

一方で私にとって今年は、自分の内面を見つめなおす、基盤作りの年としたい。
去年一年で、自分ができること、できないこと、中途半端なところ、わかりはじめた。
精度を上げながら、開拓のための道を探る。
新しい出発がきっと何年後かに来るのだと思うし、それを望む。