![]() (実家のベランダから。バブルがはじけた頃くらいまでは、ゴルフ場(遠くに見える緑の平らな芝)が増え続けてたけど、ここ数年景色は変わっていない気がする) === 上京して1年も経たずしてフリーランス宣言、という無謀な私ですが、ひととのつながりで、なんとか生き延びています。 涼しくなりだしたら、夏の疲れが出てきたのか、ここ2日ほど、どよんとしてしまいましたが、今日は新しい仕事で、記録写真係。若くてさわやかな皆さんから元気をもらった。少し回復。 == これまでしてきた仕事の中で、「取材」が一番多い。 それはラジオ、ミニコミ紙、イベント司会の中で話すネタ、などさまざまだけど、人の中にある物語が好きで、聞いたことない話、体験したことのない出来事、その人の喜怒哀楽、そういうものからパワーをもらう。 取材をとおして自分を知ったりもしたと思う。 自分なんてちっぽけで、よくわからない存在だったけど、まったくの他人の物語を聞いていて自分が発する言葉や、自分が思うことから、自分という人がわかるようになった。 == 高校の卒業式で担任の先生は、クラス40人ひとりひとりに手紙をくれた。 20代後半の女の先生で、ちょうど今の私と同じか、もう少し若いか、といったところ。 良い成績で入学したのに、遊んでばかりでまともに授業受けてなかったし、赤点とったり、さぼったり、問題児だった私に宛てた手紙には、 「良いことも悪いこともわかるようになったね。人は生きてるんじゃない、生かされてるんだよ」 と書いてあった。ちらっと見て、すぐに折りたたんでカバンに入れた。苦くて気まずくて、とても嫌な気持ちがした。 私は進学を辞めて、就職を決めた。採用が決まってはいたけど、「財産のある家族か親戚を連帯保証人にして印鑑を・・・」と言われ不審に思ったこともあって、結局一度も出勤しなかった。 つい過去について書きすぎた。 == 何が書きたかったのか、というと、人と出会い、パワーをもらい、助けられて、やっぱり「人は生きてるんじゃなくて、生かされてる」って最近は思っています、っていうこと。 先生は、私たちの卒業と同じくらいの時期に妊娠して寿退職した。痩せてるのにガッツのある英語の先生だったから、退職って聞いて「チェッ」と思ったけど、10年経ったし、そろそろ復帰してる頃か。そう願いたい。 === 本当に書きたかったのは、28日の「ヨコハマモダンガール赤レンガの夏」のリハーサルに元町に行った話、だったんだけどな、全然違う話になっちゃったよ。
by channelp
| 2009-08-25 22:26
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