大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009 作品番号153 大杉哲也+伊藤友隆/pop-up-tokyo みんなのこたつ ===== 今回の越後妻有でもっとも驚いた作品。「こたつ問題」と呼ばれ、早くも話題になっている。越後妻有では、建築を専門分野とする方も多く出展していて、建築系のメンバーは主に建築家の仕事を見ていた。その中で起きた問題である。 明らかに大掛かりな(と、建築家ならわかるようです)案を出し、コンペで合格し、出展されているが、果たしてどんな風に実現させたのか、と見に行った。 映像を作るうえで、いろいろ考えたが、どんな出来の作品も、予算・規模が違えども、350ほどある越後妻有トリエンナーレの作品の一つであることに変わりはない。 動画リポートのひとつとして、他の作品と同様に扱うこととした。 作品には作家の愛が込められているものだ、と思いたいのだが、きりんの横に置き去りにされた、なんだかかわいそうな状態の作品である。 == 建築系ラジオの収録現場には私もいた。41分と長いが、面白い中でとても大切な議論がされているのでぜひ聴いてほしい。建築、美術だけではなく、モラルの問題でもあると私は考える。 ==== http://radio.tatsumatsuda.com/2009/08/35a.html 35A: 建築系ラジオ緊急謝罪会見「『こたつ問題』欠席裁判」(MP3形式、28.7MB、41分45秒) 出演者:五十嵐太郎(裁判官)+山田幸司(検察側)+松田達(弁護側)+彦坂尚嘉(参考人)+太田丈夫(裁判員)+田嶋奈保子(裁判員)+杉浦貴美子(裁判員) 建築系ラジオから大事なお知らせがあります。アート・スタディーズと建築系ラジオによる越後妻有アートトリエンナーレの合同ツアー3日目の夜、山田幸司さんによる謝罪会見がありました。そしてある問題作をめぐり、通称「こたつ問題」の欠席裁判へ。建築系ラジオが送る「出会い系カフェ問題」以降、最大の問題作。今後のアイディアコンペのあり方の是非も含め、美術系と建築系のメンバーが混じって討議します。果たしてその行方は?(2008年8月11日、越後妻有津南エリアかたくりの宿にて)。 ![]()
by channelp
| 2009-08-16 16:48
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