![]() TALK:0426 表現とデモクラシー@CAMP 社会の中にある様々な問題を提起し、人に気づきを与え、人を動かす方法としての表現に、とても興味がある。 8年ほどNPOの活動に関わってきて、最近ちょっとだけ、限界のようなものを感じるときがある。 いくら言葉を使っても、伝わらないことがある。 私自身、うんちくを語られるのも、語るのも好きではない。 そういうとき、潜在的な興味・関心に働きかける、わかりやすいかたちで表現することがとても効果的だと思う。 資本主義の中で、私たちは思考を停止させられ、無意識に消費させられている。 「新商品」と言われればすぐに手に取り、「人気商品」と言われればあたかも他より優れているものと思い込む。 広告業界の訴求効果は研究しつくされ、消費の流れに乗ることが、人の心を満たすステータスとなっている。 そんな中で、表現の中にある、楽しさやちょっとしたスリル、面白さが新しい流れをつくるのではないか、と信じている。 コンビニの新商品を無意識に手にとってしまうように、面白そうなことに無意識に興味が集まった瞬間に、世界は変わるのかもしれない。 そう考えて新しい流れをつくろうとしている人たちや、面白がって集まってくる人たちを今、行政や警察は監視し、事あるごとに弾圧の機会を狙っている。 この現象を、人の思考を停止させてグローバリスムの波に乗せる人々を大量生産しようとしてきた輩の行動だと考えると、説明がつく。目新しいもの、身近な場所でキラキラ、ワクワクするものに人は惹かれるものだし、無意識にそういうものに飛びつく人を作ってきた資本としての自覚もあるのだろう。 実際、人はそこまで流されやすくないし、監視のために休日出勤させられる勤勉な公務員がそこまで深く思考しているとは思えないが。公務員もまた、思考停止させられ、任務や正義というかっこいい言葉で動かされているにすぎないのかもしれない。 思うままに書き連ねた荒っぽい文章になってしまった。 繰り返しのアドボカシー活動も大切だが、表現のもつ一触即発的な可能性に期待している。 ![]() 古い建物のにおいは、札幌の石造り倉庫のイベントホール(今は葬儀場になっている)を思い出した。ビア樽に板のベンチ、緑のマットが座布団代わり。使えるものは何でも使う、ってのがいい。キャンプ用の折りたたみ椅子は、パネリスト用(笑) 参考 【flashmob@東京2009・3・22】 予告編 急告編 【flashmobピローファイト@NY 2009・4・4】
by channelp
| 2009-04-27 01:46
|
カテゴリ
最新の記事
木村のつぶやき
リンク集
検索
その他のジャンル
記事ランキング
最新のトラックバック
以前の記事
2014年 07月
2014年 06月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 03月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 09月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 画像一覧
|
ファン申請 |
||