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【写真】除染モデル事業 福島市・阿部農園の梨畑2013/4/29

除染モデル事業を行っている福島市の阿部農園の梨畑に行きました。

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福島市にある阿部農園の梨畑では、東京電力福島第一原発事故による放射能の除染モデル事業で畑の表土を5cm剥がし、山砂と入れ替える作業を行っている。手前が作業前、奥が作業後の梨畑。

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除染前の畑の地表の放射線量は0.6~0.7μシーベルト。千葉の支援団体が有志で計測しに来てくれたそう。

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除染で表土を入れ替えた地表で、持参した線量計は、0.33μシーベルトを示した。除染作業でも線量を計測しながら、確実に下がるように管理して行っているという。この日、幼児を連れて手伝いに来ていた母親(阿部農園の阿部夫妻の娘さん)は、「安心して子どもを連れて来れるようになりました。除染の前は、子どもを連れてくるの怖かったんです」と話した。

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表土を入れ替えた梨畑。山砂は、福島県川俣町から運んでいる。川俣町は福島市よりも福島第一原発に近いが、山の中から放射能の影響を受けていない砂を掘り出しているそう。

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剥がした表土は、銀色のアルミ素材の袋、黒い土嚢袋と2枚の袋を重ねたものに入れられる。祝日にも関わらず10名以上の作業員が。平日は30人もの作業員が着ているらしい。この2人(50代くらいの男性2人)はマスクをしていなかったので「マスクしないんですか?」と聞いたら「マスクすりゃいいってもんじゃ、ねぇんだ。日本人はマスクしてりゃいいって思ってるみたいだげどよ」と笑って答えた。この場で落としたハンカチとボイスレコーダーを拾って「これ、放射能まみれで、もう使えねぇわ(笑)」とも。とにかく明るくて気のいい感じのおじさんたちだった。

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剥がした表土は、農園内の仮置き場に保管。ここには樹齢60年ほどの大きな梅の木が3本生えていた。数日前、満開だった梅の木3本が1日でなぎ倒された。150cmの深さに青いシート、黒い袋は1つ1トン。

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「埋設表土数量確認248~260」と書いてある。土袋にも同様の数字が。高性能の線量計で放射線量を計測しながらの作業。

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除染表土の仮置き場ごしに見る、満開の梨畑。阿部家のみなさんが交配(受粉)作業中。非常にシュールな光景で、これ以上の言葉が見つからない。

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満開の梨の花。品種は「幸水(こうすい)」。

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交配(受粉)作業をする阿部農園のみなさん。

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交配(受粉)に使う器具「みつばち花子」。赤い色をつけた花粉入りボトルからアルミ製の管、その先にハタキがついている。

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「みつばち花子」のボトルを押してサッと花をなでると、こうなる。咲いている間に、この作業を1本につき3回ほど繰り返す。1本の木の1回分の作業を体験させてもらった。この木だけ実りが悪かったらどうしよう(汗)。収穫の頃、またお手伝いに行きます。

前回の取材時2012/11の記事はこちら↓
【動画】梨畑の除染(粗皮削り)体験 福島市・阿部農園
http://channelp.exblog.jp/19442454/
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by channelp | 2013-05-06 19:00 | BLOG