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アイヌと私(結城幸司さんインタビューとアイヌロックライブ)

私はアイヌではない。北海道を開拓した和人はアイヌにひどいことをしたと教えられた。私はそんな和人を祖先にもつ。
アイヌについて、私は歴史の授業で習うだけで、アイヌからの言葉を聞くことなく育った。
どこかでアイヌの人への罪悪感のようなものがあった。
何が差別で何が差別でないのか。
どこかにある罪の感覚は、持っているべきか否か。
アイヌとどう接すればよいのか。
それは自分で判断すべきことなのに、判断に自信がもてなくて、曖昧なままにしていた。

4月11日、アイヌで、版画・木彫作家の結城幸司さんにインタビューしました。


結城さんは、
「言論統制の中で生きてきた和人の姿に罪があると思わない。あやまる必要なんてない、上から目線はいらない。今、被災地の人にかわいそう、というのは失礼だ。それと同じ。ただ、隠蔽してきた歴史の事実を認めてほしい。お金なんていらない。近代化の波に飲まれたアイヌの姿を認めてほしい。それだけで心は戻ってくる。
今は日本語でしか伝わらない。アイヌ語は失われてしまったから。だから今は日本語で言うべきなんだよ。仲良くしよう、一緒に生きようって。」


結城さんがボーカルのアイヌアートプロジェクト震災復興チャリティーライブ(アースディ名古屋がインターネットで全国と中継をつないで行いました)後、会話の中でとっさに撮影したので、映像・音あまりよくないですが、考えすぎずに前を向いていこうと思えた。

アイヌアートプロジェクトのライブはこちら
1(ハイライト)

http://www.ustream.tv/recorded/13927081/highlight/164735

http://www.ustream.tv/recorded/13927756

http://www.ustream.tv/recorded/13929165

アイヌ音楽とロックの融合、アイヌロックがとってもかっこよかった。3つめは、視聴者が増えたのでアンコールでした。清志郎のラブミーテンダーもよかったです。
私は前半のカメラマンをしていました。ライブを1カメで放送するときは、音楽のテンポに合わせてカメラを動かすのがよいのか、ストリーミングの画の追いつきに合わせてゆっくりを死守すべきなのか。難しい選択。どちらがよいのだろう。
by channelp | 2011-04-16 23:23 | BLOG
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