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【追記】不当逮捕は疑惑の「東京都安全・安心まちづくり条例」によるものかと思ったが違うかも

昨日、2名の不当逮捕を出した、「2.20 高江にヘリパッドを造らせるな! 沖縄に基地はいらない!~アメリカ大使館デモ~」の続報です。

救援会ブログ「アメ大救―2・20アメリカ大使館前弾圧救援会 」ができました。逮捕の瞬間の酷い映像もあります。制服警官が男性の頭髪・リュック・足を掴んで引きずっています。これが日本とは思えない映像です。(5分前後)



http://d.hatena.ne.jp/ametaiQ/20110220

なんと救援に向かう人々にも警察は道を塞ぎ、弁護士の接見を妨害、差し入れを受け取らせないという執拗な嫌がらせがあったようです。

ツイッターからの情報によると、逮捕は集団示威行為による都条例違反とのこと。
未確認ですが、都条例というのは、2009年4月に改正された「東京都安全・安心まちづくり条例」と予想した。

【追記】
が、集団示威行為で調べると、このような都公安条例が出てきた。
http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/tokouannjyourei.htm
この可能性も高いので、ここから先の文はなんとも信憑性がなくなります。申し訳ありません。しかしながら、安全・安心まちづくり条例の危険性は否定できないので、このままにしておきます。
【追記ここまで】

そして、この条例違反という理由による逮捕であるならば、「東京都安全・安心まちづくり条例」は、このような不当逮捕をするために改正されたのではないか、と推測することも容易だ。

なぜならこの条例は、デモや集会を含む都内の路上でのパフォーマンス等を、主に、迷惑・秩序を乱すという理由で禁じるもので、憲法で保障された表現の自由に矛盾するもので、「東京都安全・安心まちづくり 改正」と検索すると、以下のJANJANの記事のような危険性を指摘するものが数多く出てくる。

東京都「安全・安心まちづくり条例」改正の危険(JANJAN)
http://www.news.janjan.jp/culture/0903/0903219845/1.php

次の都知事には、この条例の撤廃または改正を求めたい。

私は2名の不当逮捕に断固抗議し、早期釈放を求めます。



★★転送・転載お願いします★★

 

■2.20アメリカ大使館前での弾圧に対する抗議声明■

「2.20アメリカ大使館前弾圧救援会」

連絡先:ametaiq @ gmail.com

blog:http://d.hatena.ne.jp/ametaiQ/

不当逮捕映像:http://www.youtube.com/watch?v=OnwiaVSQ1ig

 2月20日15時45分ごろ、アメリカ大使館申し入れ行動の参加者2名を赤坂警察署が不当逮捕しました。私たち救援会は主催者から事態を以下のように把握し、強く抗議したいと思います。

 

 沖縄・高江では昨年末から米軍ヘリパッド建設工事が強行され、2月は連日、沖縄防衛局が押し寄せ座り込み参加者がケガをする事態にまでなりました。そこで主催者の「沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会」らは1月から3回に渡って東京のアメリカ大使館へ抗議申し入れ行動を行い、2月 20日当日は大使館の目の前を通り申し入れするデモを計画していました。

http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/

 

 しかし東京都公安委員会が直前になって集合場所・デモコース・解散場所を全て変更する暴挙を行い、当日も異常なまでの警備体制をしき参加者への妨害や挑発を繰り返していました。そこで主催者は大使館への申し入れ行動のみに切り替えました。申し入れのアポイントは大使館に当日16時で取れており、赤坂警察も「大使館手前のJTビル前まで全員行って良い」と合意したからです。

 

 ところがJTビル前に到着したところ、赤坂警察が参加者の行く手をふさぎ、いきなり「解散しろ」と圧力をかけてきました。そして参加者に襲いかかって2人を不当逮捕しました。

 映像を見てください。

http://www.youtube.com/watch?v=OnwiaVSQ1ig

 1人目は道に押し倒され、髪の毛をつかんで引きずりまわされるなどの暴行を受けました。2人目も強引に引きずられて全身に擦り傷と打撲を負いました。その際2人目が逮捕容疑を問いただした所、赤坂警察は「理由なんて後で良いんだ」と法治国家を根底から否定する暴言を吐きました。市民の正当な権利である申し入れ行動を暴力で弾圧することは絶対に許されません。

 不当逮捕後も赤坂警察は差し入れと抗議に行こうとした参加者を赤坂警察署の手前で何の法的根拠もなく2時間以上も止め続けました。ここでも赤坂警察は「また持ってっても(さらに逮捕しても)いいんだぞ」と脅しをかけてきました。そして弁護士が来ても、取調べは終わっているのに「取調べ中」とウソをついて1時間近くも弁護士の接見を妨害しました。そして差し入れすらさせませんでした。

 

 アメリカ大使館は今回の申し入れ書の受け取りを拒否しました。これまでアメリカ大使館は赤坂警察と緊密に連携しながら、「申し入れの警備は全て赤坂警察に任せている」と発言しています。この不当逮捕の責任は赤坂警察とアメリカ大使館、ひいては沖縄に基地を押し付けて反対する全ての声を押さえつける日米両政府にあります。何が何でも沖縄・高江に注目を集めさせないための弾圧であることは明らかです。

 

 私たち救援会は不当逮捕に断固抗議し、二人の仲間を今すぐ釈放することを求めます。

 

みなさまへの幅広い連帯を呼びかけます。

 

2011年2月20日 「2.20アメリカ大使館前弾圧救援会」

★救援カンパのお願い

弁護士費用をはじめとする諸経費のために、どうかカンパをお願いいたします。

郵便振替用紙に「2.20アメ大Q」とお書きいただき、以下へお振り込みください。

口座番号:00100-3-105440 「救援連絡センター」

※正式な郵便振替口座が開設しましたら、ブログにてお知らせします。
by channelp | 2011-02-21 23:01 | BLOG
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